人の役に立ちたい」「市民の暮らしを支えたい」想いを伝えよう

地方公務員の仕事は、簡単に言えば「地域の人々が暮らしやすくするためのサービスを提供する」仕事ですよね。したがって、仕事を続けていく上では「人の役に立ちたい」「市民の暮らしを支えたい」という想いが必須です。

志望動機の中で「人の役に立ちたい」「市民の暮らしを豊かにしたい」という想いが伝わるようにしてください。例文では、

学生時代から人々のためになる仕事がしたいと考え、児童への読み聞かせのボランティアに参加していました。そこで、●●市の職員様と一緒にお仕事をする機 会があり、地域のことを誠実に考えて働くお姿に感銘を受け、自分も地域のために市職員として働きたいという思いが強くなりました。

このように、「人の役に立ちたい」という想いを伝えています。

なぜその地域の公務員になりたいのか?がわかる志望動機にしよう

地方公務員の場合、「なぜその市町村で働きたいのか?」が伝わる志望動機でなければなりません。地方公務員は、国家公務員と違い、その地域のために働く仕事ですから、志望動機にも「なぜその地域で働きたいのか?」という想いが必須なのです。

「なぜその地域でなければならないのか?」を上手く伝えるには、大きく3つの方法があります。

  • 理由1…生まれ育った故郷だから
  • 理由2…◯◯市の◯◯政策という取り組みに魅力を感じるから(市が取り組んでいる行政政策を理由にする)
  • 理由3…◯◯市は、自然資源が豊富であり、◯◯線の開通により、さらなる発展が見込め、その発展を支えたいから(地域の特色を理由にする)

大きくこの3つの方法があります。「生まれ育った地元を支えたい」は、理由としては非常に納得感が強いので、オススメです。

地元以外を志望する場合は、その市町村が取り組んでいる政策や、その市の経済的可能性などに言及すると「その地域でなければならない理由」を上手く伝えられるでしょう。

参考になる!公務員の志望動機の例文

細かい解説を読む前に、例文を読んでみましょう。例文を読めば、評価される志望動機の作り方が直感的にイメージできるはずです。例文を参考に、評価される公務員の志望動機をつくりましょう。

私が●●市職員を志望するのは、大学時代に学んだ行政学の知識を活かし、生まれ育った●●市を住み良い場所にしたいからです。

学生時代から人々のためになる仕事がしたいと考え、児童への読み聞かせのボランティアに参加していました。そこで、●●市の職員様と一緒にお仕事を する機会があり、地域のことを誠実に考えて働くお姿に感銘を受け、自分も地域のために市職員として働きたいという思いが強くなりました。

また、●●市は、●●政策など、教育行政において、県でも先進的な取り組みをされております。●●市でなら、私が大学時代に学んだ教育行政学の知見を活かせるという点も大きな魅力です。

大学時代に学んだ知識を活かし、生まれ育った●●市を、より住み良い場所にするべく貢献したいと考えております。

地方公務員の志望動機の書き方の3つの秘訣

公務員の志望動機が上手く思いつかず、困っていませんか?公務員の採用試験では、書類でも面接でも志望動機が問われるため、説得力のある志望動機がなければ、採用は厳しいでしょう。

でも、「なかなか良い志望動機が思いつかない、どう書けばいいかわからない」と悩んでいる学生も多いでしょう。そこで、わかりやすい例文をもとに、評価される公務員の志望動機の書き方を徹底的に解説いたします!